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NY市場でドル上昇、強い経済指標や原油安で

[ニューヨーク 4日 ロイター] 
4日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが序盤、対ユーロで軟調だったものの、強い経済指標に支援されて3週間ぶりの低水準から回復した。

この日発表された11月の米製造業新規受注は、予想に反して増加。特に輸送機器を除く新規受注の増加率が8カ月ぶりの高水準となったことで、ドル買い/ユーロ売りが進んだ。

対ドルで3週間ぶり高水準の1.3435ドルを付けていたユーロだが、終盤では0.4%安の1.3307ドルとなった。

トレーダーは、ユーロ/ドルのターゲットを200日移動平均の1.3100ドルをわずかに下回る水準としており、ユーロが重要な支持線である1.3250ドルを割り込めば、一段と売られる可能性がある。

ドルは対円、対スイスフランでも上昇し、終盤で0.4%高の82.00円、1.55%高の0.9483フランとなった。

原油先物の下落を背景に、ドルはカナダドルなど対資源通貨でも買われた。

ロイター・データで、ドルは対カナダドルで1.0033カナダドルの高値をつけた。終盤では約0.5%高の0.9985カナダドル。

ウェルズ・ファーゴ証券のグローバルエコノミスト、ジェイ・ブライソン氏によると、ポルトガル、スペイン、イタリアの3カ国は2011年に大量の借り換えを予定しており、その規模は総額5000億ユーロを超えるという。

政府の入札が順調に実施されても、ポルトガル、スペイン、イタリアには厳しい試練があり、それが目先、財政サステナビリティに対する疑念として投資家マインドに影を落とすだろう」と指摘した。

ユーロは対円で0.06%安の109.05円。

TD証券はリポートで、ユーロ圏周辺国の財政不安などを踏まえ、ベースシナリオが依然、この1年にユーロが急落するリスクとの見解を示した。

豪ドルは対米ドルで1.1%安の1.0050米ドル。豪北東部で大規模な洪水が発生し、石炭生産が打撃を受ける見通しとなっている。

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